アカシックレコード

アカシックレコードは別次元に存在する宇宙意識であり、そこには宇宙や人類の歴史が現在・過去・未来にまたがって全て記録されているといわれています。

預言者エドガー・ケイシーはそこから知識を引き出して、奇跡を起こしたとされますが、アカシックレコード自体、ケイシーの名とともに一般に知られるようになりました

アカシックレコード(英: Akashic Records 独: Akasha-Chronik)は、人類の経験と宇宙の過去から未来までの歴史全てがデータバンク的に蓄積されているという一種の記録をさす概念である。ドイツ語の Akasha-Chronik(アーカーシャ・クローニック)はアカシャ年代記と和訳される。アカシャ(アーカーシャ)はサンスクリットで「虚空」「空間」「天空」を意味し、現代科学で否定されている説も援用すれば、エーテルという真空中に満たされた仮想的な物質によって構築される魂や物質の経験を綴る壮大な記録の集合体と考えられている。

人智学、リーディングやチャネリングによる説明では、精神的に目覚めた人は、この記録から意のままに過去や未来の情報を引き出すことができるようになり、自己の人生の意義や存在理由あるいは前世やカルマを知ることができるとされ、多くの預言者や神秘家がアクセスして予言として世に伝えてきたのではないかと一部で主張されている。アカシックレコードについて特に詳細を説明するルドルフ・シュタイナーエドガーケイシーはアカシックレコードの情報源が「創造主」であることを否定しており、普遍的な知識としてアカシックレコードの宗教性を否定している。また、情報自体が任意に出てくることはなく、閲覧者の資質と関心に応じて情報が得られるとされる。

アカシック・レコードそのものはブラヴァツキー夫人によって定義されたものですが、似た概念は中世のオカルティズムにもあり、また人によっては仏教やキリスト教、あるいは哲学や科学の中に類似した概念を求める人もいるようです。


心理学者のユングは「集合的無意識」という概念によって、人間の無意識下深くに存在する人類共通の領域の存在について語っています。

集団や民族、人類に共有されるこの普遍的な意識が直接私たちに作用できるならば、それは神話の時代から現在までの知識、あるいはそれら総体から導き出せる未来の知識を得ることも可能になるかもしれません。そうであるならば、この集合的無意識アカシック・レコードの概念と非常に似ています。


アセンションをきっかけに、私たちは様々な変化(進化)を遂げるともいわれていますが、この集合的無意識アカシックレコードへの働きかけにより、私たちの意識が飛躍的に高いレベルへと押し上げられる可能性は高くなります。


最初、荒唐無稽な考えだと思いましたが、よくよく考えてみると、ユングの「集合的無意識」の存在は、私たちが普段生活していても感じられるものです。

エドガー・ケイシーのような精神の強い人がそこから私たち以上のものを感じ取っても決しておかしくはなく、また何らかのきっかけ(磁場の変化や、エネルギー波など)によって、私たちがそういった人々と同じような能力を手にすることも考えられることです。


だとするなら、アカシックレコードに関する情報にも注意を向ける必要がありそうです。